2025年|マスクによる肌荒れ・ニキビ対策は“シルク”が鍵。敏感肌が選ぶべきマスクの条件とは? 2025.11.18 2025.11.18 シルクマスク ニキビ マスク 絹 肌荒れ はじめに マスクを着ける時間は以前より少なくなったとはいえ、職場・接客業・医療現場・公共の場など、いまだにマスクが欠かせない環境で過ごす方はたくさんいらっしゃいます。そして今でも、「不織布マスクで肌が荒れてしまう」「ニキビや赤みがなかなか治らない」といったお悩みは日常的に寄せられています。実際、当社がシルクマスクを販売し始めたきっかけも、お客様からいただいた一通のメールでした。「敏感肌で不織布が苦手ですが、シルクのマスクを中に重ねると肌荒れが出なくて助かっています。」この声をきっかけに、“どうすれば肌にやさしいマスクが作れるのか” を追求し、素材・縫製・肌あたり・サイズ感にこだわって、シルクマスクの開発を進めてきました。製造者である私自身も、5分と不織布マスクをつけられないほどの敏感肌。仕事や外出でマスクが必要な場面では、いつも肌が赤くなり、ヒリつきに悩んでいました。だからこそ、・肌あたりのやわらかさ・縫製の方法・素材の選び方・長時間つけても疲れにくいサイズ感このすべてにこだわりながら、シルクマスクの開発を進めてきました。2025年になった今でも、「マスクをしないといけない環境で肌荒れがつらい」「ニキビが治らない」「敏感肌で不織布が合わない」そんなお悩みの方が多くいらっしゃいます。この記事では、製造者としての経験と、これまでいただいたお客様のお声をもとに、なぜシルクマスクが肌荒れ・ニキビでお困りの方に良いのかそしてどう選べば肌への負担を少なくできるのかを、分かりやすくまとめています。あなたのお肌が、少しでもラクになりますように。その願いを込めて書きました。 マスクによる肌荒れ・ニキビを改善するには(2025年版) Ⅰ.肌への摩擦が少ない生地を選ぶ(素材選びが最重要) 長時間マスクをつけていると、繊維が肌にこすれ続けることで、摩擦ダメージが蓄積し、肌荒れやマスクニキビの大きな原因となります。不織布は文字通り「織っていない素材」。一見ふわっとしていても、長時間の使用で 表面が毛羽立ちやすく、摩擦刺激が強い 特性があります。敏感肌の方には、毛羽立ちにくい天然素材 や 肌あたりのやわらかい生地 を選ぶことが推奨されています。特にシルクなどの滑らかな繊維は、摩擦を大幅に軽減し、長時間つけても肌ダメージを与えにくいためおすすめです。 Ⅱ.保湿をまめに行う(乾燥=バリア機能低下の原因) マスクの中がムレていると、「潤っているように見える」のですが、外した瞬間にその湿気が一気に蒸発し、お肌の水分まで奪ってしまう(=過乾燥)状態になります。肌が乾燥すると、バリア機能が低下し、雑菌が繁殖しやすい弱い肌 になってしまいます。そうならないためにも、・マスクを外した時の軽い保湿・夜のバリア強化ケアなど、こまめな保湿習慣で肌を守ることが大切です。 シルクマスクが肌荒れ、ニキビでお困りの方に良い理由 Ⅰ.肌と同じアミノ酸たんぱく質だから 人のお肌のタンパク質を構成しているのは20 種類のアミノ酸です。体内で作ることができる非必須アミノ酸と食べ物などで補わなければならない必須アミノ酸とに分かれています。シルクもまた人と同じタンパク質で構成されており、シルクは18 種類のアミノ酸で出来ています。 肌をつくっているアミノ酸たんぱく質 必須アミノ酸(食べ物など外部から補わなければならいないアミノ酸)バリンリジンロイシンヒスチジンイソロイシントリブトファンフェニルアラニンメチオニンスレオニン 非必須アミノ酸 (体内で作ることができるアミノ酸) グリシン ※アスパラギン アラニン グルタミン酸 プロリン ※グルタミン セリン アルギニン チロシン シスチン アスパラギン 非必須アミノ酸のアスパラギンとグルタミン以外は全て同じアミノ酸を含んでおり、 シルクは人のお肌に一番近い繊維と言われているのです。 Ⅱ.肌への摩擦が少ない Ⅰでお伝えした通り、シルクは「人のお肌に一番近い繊維」と言われるぐらい、表面がなめらかで、お肌との相性が良い素材です。そのため、マスクをつけたときに起こる 摩擦ダメージが非常に少なく、肌荒れ・ニキビの悪化を防いでくれます。 Ⅲ.通気性がよく、むれにくい シルクは吸湿性・放湿性・通気性のすべてに優れた天然素材です。絹の糸には空気層がたくさんあり、その空気層のお陰で適度な湿度を保ちながら、余分な水分は放湿します。そのため、マスク内の蒸れや呼気の熱がこもりにくく、不織布特有の「べたつき・蒸れの不快感」を軽減します。 Ⅳ.肌が乾燥しにくい マスクを外した瞬間、お肌が急に乾燥した経験はありませんか?これは、マスク内にたまった水分が蒸発するときに、肌表面の水分まで奪ってしまうため です。乾燥してしまうと、お肌のバリア機能が低下してしまうため、肌荒れ、ニキビ・赤み・炎症を起こしやすくなります。シルクマスクの場合は、前述した通りしかしシルクは、先述の通り吸湿・放湿性に優れているため、生地自体が適度な湿度を保ち、お肌が乾燥しにくいという特長があります。そのため、しっとり心地よく安心して着けていただけます。 Ⅴ.紫外線をカット 紫外線は、肌荒れを悪化させる大きな原因のひとつです。マスクの摩擦や乾燥によってバリア機能が弱っている肌に、さらに紫外線ダメージが加わると、赤み・炎症・シミの原因となり、肌荒れが長引きやすくなります。そんな中、シルクには紫外線を吸収して肌を守る性質があります。白いシルクが時間とともに黄色く変色することがありますが、これは紫外線を吸収し、お肌の代わりにダメージを受けてくれている証拠です。シルク自体は紫外線を吸収することで徐々に弱ってしまうものの、その分、肌を守る“天然のUVカット機能”を発揮してくれます。敏感肌の方にとって、これは非常に心強いポイントです。 Ⅵ.絹の中でも肌への負担が少ないニットシルク シルクと言っても、糸の種類や織り方によって風合いは大きく変わります。特に肌に直接触れるマスクには、ニット編みのシルク(シルクニット) が最適です。ニットシルクは・伸縮性がありフィットしやすい・肌あたりがやわらかい・通気性が高いという特徴があるため、長時間つけても肌への負担が小さく、快適に過ごせます。 ニットシルクを使ったシルクマスク まとめ マスクによる肌荒れやニキビに悩む方が増えている今、“何を肌に触れさせるか” はスキンケア以上に大切なポイントになっています。シルクは、人の肌ととても近い性質を持つ天然素材。摩擦を抑え、ムレをためず、乾燥を防ぎ、紫外線からも肌を守るという、敏感肌の方にとって理想的な機能を自然に備えています。2025年の今も、不織布マスクが必要な場面は多くありますが、その内側にシルクを一枚重ねるだけでも、「肌荒れが落ち着いた」「ニキビができにくくなった」という声が増えています。私自身、敏感肌でマスクがつらかった経験から、素材・縫製・着け心地にこだわり、改良を重ねてシルクマスクを作ってきました。これからも、同じ悩みを持つ方のお役に立てるよう、さらに良いものづくりを続けていきたいと思います。この記事が、あなたのお肌を守る一歩につながれば幸いです。どうか毎日の肌が、少しでもやさしく、心地よくありますように。 Post Share 2025年最新版|マスクによる肌荒れ・ニキビが続く方は必見。シルクマスクを選ぶべき5つの理由 前の記事