シルク枕カバーの洗い方。黄ばみの取り方、洗濯機で洗う場合の洗い方などをご紹介

はじめに

シルクの枕カバーは気持ち良さそうだけど、洗濯が大変そう…そんな風に思っているあなたに、お手軽にお洗濯できる方法をご紹介します。シルクはとてもデリケートな繊維のため、洗濯する際の注意点や、シルクの黄ばみの取り方など、どのようにシルクの枕カバーを洗濯するのが良いのかを具体的にご説明します。皆様のお役に立てましたら嬉しく思います。

1.シルク枕カバーを洗う時の注意しておきたい点

色が濃いものであったり、海外製のシルク製品などは色落ちしてしまう場合があります。シルクを染色した際に、色止め加工をされていると、あまり色落ちはしませんが、海外製のものだと、中には色止め加工が弱く、色落ちしてしまう場合があります。

1)シルク枕カバーが色落ちしないかをチェック

2)シルク枕カバーを洗う時は、アルカリ性の洗剤を使用しない

おしゃれ着洗いまたはシャンプーで

目次

    シルクはたんぱく質でできているため、アルカリ性の洗剤を使うとたんぱく質が溶け出してしまい、シルクの生地が破れやすくなってしまいます。ですので、中性であるおしゃれ着洗い用の洗剤のご使用をお勧めします。また、シルクは人の髪の毛と同じたんぱく質なので、シャンプーで洗うこともできます

    3)シルク枕カバーを洗う時は、漂白剤はNG!洗う温度に気をつける

    漂白剤は使わない

    シルクに漂白剤は絶対に禁物です。白くしたいからといって、漂白剤は使用しないでください。
    洗う時の水温にも気を付けてください。冷たいお水で洗ってしまうと、皮脂などの汚れが十分に落ちないこともありますので、20度~40度ぐらいまでのお湯で洗うのをお勧めします。逆に熱いお湯で洗ってしまいますと、シルクにダメージを与えてしまいますので、避けてください。
    シルクの黄ばみが気になる時は重曹がおすすめ!また、重曹には消臭効果もあるので、汚れと臭いが一度にとれて、一石二鳥!

    4)シルク枕カバーを洗う時は、洗濯時間はなるべく短く

    おしゃれ着洗い用の中性洗剤を使用したとしても、あまり長い時間をかけてお洗濯するのはお勧めしません。特に洗濯機でお洗濯する場合は、洗いは長くても3分までに抑えてください。脱水を洗濯機でする場合は30秒程にとどめてください。脱水を長時間されますと、生地が弱り破れやすくなったり、シワになってしまったりします。乾燥機の使用はシルクが縮んでしまうので避けてください。

    5)シルク枕カバーを干す時は、直射日光を避ける

    直射日光を避けるシルクは紫外線を吸収すると黄変してしまいます。ですので日当たりの良い所でシルクを干してしまいますと、黄色く変色してしまいます。ですので風通しの良く、直射日光が当たらない場所で干してください。型崩れしやすいものは、平置きネットなどの上に置いて陰干しをしてください。

    2.シルク枕カバーを重曹で洗ってみた

    シルク枕カバー重曹で洗うお掃除やお洗濯にいろいろ使える重曹。実は、シルクの枕カバーの黄ばみ汚れを取るにも大活躍!ぬるま湯にシルクの枕カバーをつけ、重曹を投入。30分~1時間程つけ置きしておくと、汚れが取れます。実際に洗ってみたものをご紹介します。

     

    黄ばんだシルクの枕カバーだいぶんと汚くなってしまったシルクの枕カバー。ツヤツヤしていてとても美しい枕カバーだったのに、こんなに汚れてしまっては、もはやシルクっぽさは全くない…。
    本当に重曹できれいになるの?と半信半疑で洗ってみました。
    まず、最初にところどころシミになってしまったところに中性洗剤をつけ、軽く揉み洗いします。この時に生地をこすり過ぎないように気をつけてください。

    シルク枕カバー重曹つけおき30度程度のお湯にシルクの枕カバーをつけ、重曹を入れます。お湯は900mlに対して、大さじ3杯の重曹を入れました。
    その後は、30分~1時間ほどつけ置きしたままにします。今回は1時間つけ置きしました。

    シルク枕カバー重曹につけ置きした後結構お湯が黄色くなっています!
    あまり長時間つけすぎてしまうとシルク生地が傷んでしまうので、これでやめておきます。流水で重曹成分を洗い流します。結構ぬめりがあったので、おしゃれ着洗いの洗剤を数滴垂らして、ぬめりがなくなるまで、押し洗いし、流水できれいにすすぎました。その後は、固く絞り形を整え風通しの良い場所で陰干しをしました。

    枕カバー洗濯ビフォーアフターどうでしょうか?意外にも美しく洗いあがったのではないでしょうか?黄ばみも取れスッキリしました!ツヤも少し戻ったように思います!
    重曹ってすごいですね!

    まとめ

    いかがでしたでしょうか?
    今回実際に重曹でシルクの枕カバーを洗濯をしてみましたが、思っていた以上に洗い上がってくれました。
    重曹ってどんな事にでも役立つ素晴らしいアイテムだということを再認識です!!
    今回のシルクの黄ばみは普段使いをしていて、だんだん汚れてしまったものの黄ばみで、シルクが日に焼けてしまったシルクの黄ばみは残念ながら取れません。
    普段の汚れが取れないとお困りの方は、ぜひ、重曹で洗うのを試してみてください。

    美しいお肌の専門店 肌清HADASEI
    今回使用したシルクの枕カバーはこちらから

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